アザラシにも好き嫌い?
2016年1月13日
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします☆
改めまして、みなさんこんにちは(^^)海獣担当飼育係のMです☆
さて室蘭水族館では、アザラシに、ホッケやイカナゴというお魚をあげています。
しかし自然界では、コマイ、カジカ、サケ、カレイなど、様々な種類の魚を食べています。
中でもよく食べるものにミズダコがあげられます。
Mの心の中(でもうちのアザラシたち・・・タコなんて食べるかな・・・?)
室蘭水族館のアザラシたちはそのほとんどが水族館で繁殖した子たちなので、タコを見たことが
ありません。ご飯はホッケとイカナゴが当たり前の中、果たして初めて見たものを食べるのか!
やってみました。
はい、食べました(笑)嬉しそうにタコの足をくわえているのはゼニガタアザラシの
ひびき君です。
たまたま入手したタコの足(もちろん水槽にいるタコではありませんよ!)を
男の子アザラシたちにあげてみたところ、
ゼニガタアザラシのひびき君とキクジロー君の奪い合いがはじまりました。
最終的には二頭で半分こしたようです(笑)
しかし、他のアザラシたちはこの奪い合いに参加しませんでした。
アザラシにも好き嫌いがあるようです。
もし食べるとしたら、食いしん坊のとわ君かな?と予想していたのですが・・・
とわ君、ビビッて逃げ回ってました(笑)
初めて見たものに警戒してしまったようです(^^;)
やはり、好き嫌いというより見慣れていなかっただけかもしれません。
普段は食べることのできないご馳走を食べたひびき君とキクジロー君、もっと食べたいって
顔していましたけど、タコの味がくせになったら大変です。もし機会があったらまた忘れたころに
あげてみようと思います(^^)今度はとわくんも食べられたらいいね☆
(謎の占い師・勝子さんみたいな)丸々一匹のタコを見たらどんなことになるのかなぁ…と考えながら写真に見入ってしまいました
今年も予測不能な、そして楽しそうな室蘭水族館を予感させる年明け
勤務されている方も海獣さんもお魚さんも全員が笑顔でオープンを迎えられるよう、願っています!
コメントありがとうございます!!
丸々一匹のタコだと、大きさによって一口では食べられないと思いますので、ちぎって食べるのでしょうか☆
楽しい水族館になるように、今年も一年頑張りたいと思います!オープンしたらぜひ遊びに来てくださいね(^^)!